参加者にとって今回のセミナーが、お金の勉強=難しい、といった概念をとっぱらうきっかけになったように感じています。
J.フロントリテイリンググループ労働組合連合会
執行委員(組合員のサポート担当)
鈴木 由佳子 様
※所属部署や役職は2024年12月現在のものです
Company Information
大丸松坂屋百貨店などを傘下に持つ持ち株会社であるJ.フロントリテイリング。そのグループ企業における複数の労働組合を中心に構成される連合会。
Interview
研修ご担当者へインタビュー
研修を企画した背景
私たちの労働組合における活動の大きな目的は、組合員・従業員の「豊かで潤いある生活」を実現すること。日常生活だけでなく、今後のライフプランを考える上でも、切っても切り離せない存在の「お金」。組合員・従業員のみなさんがこれからのライフプランを検討する際のサポートとなるような取り組みがしたい、と思い、今回のマネーセミナーを企画しました。研修内容を検討するにあたり、ターゲットを誰に設定するか悩みましたが、全世代に考えてほしい共通のテーマだからこそ、今回は「お金の教養講座BASIC」「資産形成ファーストステップ講座」「50代からのマネープラン講座」とターゲットを分けて3回にわたり実施することにしました。今回のセミナー開催にあわせて、個別相談会をオンライン形式で開催することで、組合員・従業員の一人ひとりの悩みやご相談に対して、少しでも寄り添える機会にしたいと考えました。
ファイナンシャルアカデミーを選んだ理由
特定の金融機関などに所属していない「独立したマネースクール」という点に惹かれました。世の中には、お金について考える機会はたくさんあるものの、ありすぎてどこで誰から学べばいいのか、情報の取捨選択も一苦労。その結果、せっかく芽生えたお金について学ぶ意欲がしぼんでいく…という経験を、私自身が何度もしているからこそ、私のような人が学びへの一歩を踏み出すには、ファイナンシャルアカデミーしかない!と思いました。実際に担当者や講師の方と打ち合わせして、この直感が間違っていなかったと感じています。
研修を受けた感想
学校や会社では教えてくれないお金の知識を安心して学べる機会を提供することができたと感じています。今回のセミナーを通して、私自身のお金に関する考え方が大きく変わりました。これまではお金を稼ぐためには…、お給料をあげるためには…ということに思いを巡らせておりましたが、お金を「貯める力」・「資産計画を立てる力」・「運用する力」もとっても大切ということを身に染みて実感することができました。ご参加いただいた方からも、質疑の時間には、「資産形成を目的に、証券口座を開設しようとしています。どのような基準で証券会社を選ぶとよいのでしょうか?」、「毎月の収入の中でいくらぐらいを貯蓄や運用にまわすべきか悩んでいます。」といった質問や相談が出されるなど、具体的に自分自身のこれからについて考える時間になったと思います。日々受講生と向き合っておられるファイナンシャルアカデミーだからこそ、入門編「お金の教養講座BASIC」では初心者でもわかりやすく、中級編「資産形成ファーストステップ講座」でも納得性のあるセミナーを実施いただきました。
研修を受けて、今後どのように活かしていきたいか
セミナーの中で講師の方が「お金に関しては、『平均』とか『一般的』といった基準は存在せず、『自分の場合は』どうしていくべきか、を考えることが必要だ」ということを何度も口にされておりましたが、まさに一人ひとりが考える力をつけていくことは、労働組合としても重要なことと思います。セミナー実施後のアンケートを確認すると、セミナー内容に満足している、またこのような機会があればぜひ参加したいという声がほとんどでした。参加者にとって今回のセミナーが、お金の勉強=難しい、といった概念をとっぱらうきっかけになったように感じています。知識や情報だけでなく、自らで考える力を手に入れることができるようになるために、今回のような楽しく学べるセミナーを実施していきたいと思っています。これからも「労働組合は、いつも私たちのこと考えてくれている」と、組合員・従業員に感じてもらえるような企画運営をめざしていきたいです。