中学・高校生向け教育支援プログラム

自分の未来のつくり方  - 自立した人生に活きるお金の教養

アクティブ・ラーニングを深める
「見方や考え方」を整える学習教材

生徒に、一生涯使えるスキルを身につけさせたい……

けれども、そんなスキルはあるのでしょうか。あるとすれば、それは「思考」する力であると私たちは考えます。本カリキュラムは、アクティブ・ラーニングの視点から、子どもたちの能動的な学びを支援する無償の"キャリア教育"カリキュラム。 「お金」をものさしにして、「信用を高める」「価値を見極める」「両面思考を身につける」という3つの観点から、「思考」する力を育みます。

「思考」は生きる力──大切な生徒の皆さんが、生涯にわたって役立つ基本思考を育み、自立した人生を送るお手伝いをします。

子どもたちが金融経済教育を学べる環境を整えたい

わが国は、世界最高水準の義務教育や高等教育を備えながら一方で、金融経済教育を学ぶ十分な環境を整えることなく現在を迎えました。

昨今の社会的問題である金銭に関わる多くのトラブルや、弱みに付け込むお金の詐欺などは世の中に暗い影を落とし、健全な社会形成を阻害しています。

お金に対して漠然とした不安を抱え、豊かな生活を送ることをイメージできない、将来に夢を持てない、働く意欲が持てない、そんな子どもたちが増えています。

一人でも多くの子どもたちに、金融経済の仕組みを理解し、日々の生活と切っても切り離せない「お金の教養」を身につけてほしい。そのような願いから、私たちは、本カリキュラム「自立した人生に活きるお金の教養講座」を全国の中学校・高等学校に無償提供しています。

「お金の本質」を理解できる授業を提供することによって子どもたちが豊かで自立した未来を手に入れるための力になりたい──
それが、本カリキュラムに込めた私たちの願いです。


予備知識がなくても
スムーズに導入できる
教材キット

授業を行うのは先生ご自身。金融経済の授業のご経験をお持ちでなくても、スムーズに導入していただける教材キットをご用意しています。

教材キットの内容

ティーチャーズガイド
映像教材
ワークシート

教材キット

▼ 指導案を一つひとつ丁寧に解説する
    ティーチャーズガイド

項目を一つひとつ丁寧に解説しているティーチャーズガイド

必要な授業を
選んで実施できる、
モジュールで構成

実施概要
対象

中学1年生‾3年生、
高校1年生‾3年生

授業時間

基本授業50分、
モジュール授業各25分、
まとめ授業25分(合計150分)

導入科目

総合的な学習の時間、
社会科、家庭科など

最低実施人数

20名

費用

先生ご自身で授業を行う場合、教材提供費無料。当協会から講師を派遣する場合はお問合わせください。

※「モジュール」「まとめ授業」は選択授業となります。

本カリキュラムは基本授業(必須)+3種のモジュール授業+まとめ授業で構成されています。
生徒に身につけてほしい力や授業時間に合わせて、自由に選んで実施することが可能です。

子どもたちに身につけてほしい3つの観点
信用を高める

現代社会で豊かに生活をしていくために欠かせない、個人の信用について学習します。

価値を見極める

誰かがつくった価値をそのまま受け入れるのではなく、自分で本当の価値を見極めることを学習します。

両面思考を身につける

世の中のいろいろなサービスや情報を逆の立場で見ることが新しい気づきにつながることを学習します。

「物事の本質をつかむための3つの観点」とは何かを、身近な事例から理解し、それらの観点が自分たちになぜ必要なのかを考えます。

モジュール授業1「信用を高める」
「信用」が生活に与える影響と、「信用」は日々の積み重ねにより高めることができることに気づきます。

モジュール授業2「価値を見極める」
モノの価値や、「価値を見極める」とはどういうことかを理解し、「価値を見極める」力を身につけることがキャリアップにつながることを学びます。

モジュール授業3 「両面思考を身につける」
「両面思考」について理解を深め、相手の立場で物事を考えることで、新しい気づきがあることを理解します。

未来を自ら切り拓き、自立した人生を送るために、今何をしなければならないかを考えます。

アクティブ・ラーニングの実践

グループワークやディスカッションの時間を多数盛り込み、課題解決に向けた自主的な動きが活発に!


活動写真1
活動写真2
活動写真3

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導入‾授業実施の流れ

  • (1)お問い合わせ
  • (2)ヒアリング
  • (3)授業導入キットを受け取る
  • (4)授業準備
  • (5)実施

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導入校の声

都立千早高等学校で実施時の様子
生徒の声
  • 「信用を高めたら人や機関にお金を借りられやすくなるし、結果、自分が得をすることが分かった。信用を高めることで得をするのは、学生でも大人でも同じだと思った。学生のうちは奨学金の金利を払わなくて良くなり、大人になると更にクレジットカードや会社内での位が決まるので、他者から判断される機会が多くなるのだと思った。そこは大人としての責任が必要になるのだと思う。」

  • 「1信用について、2価値を見極める、3両面思考を身につける、の3つのポイントを押さえれば将来自分のためになることを学んだ。」

  • 「価値を見極めることができるようになればプライスのウラにあるバリューが見え、世の中が見えるようになるし、両面思考を身につけることができれば、世の中をはっきり見えるようになり、ビジネスや交渉でも互いにメリットのある方法を選択することができます。この大切な3つを身につけて、私も「充実人生」を送りたいと思います。」

  • 「信用があれば金利が低いとうのは、なるほどなと思った。そういう所で差別があると不平等な感じもするけど、頑張れば金利が低くなったり、自分の得になることがあるなら、やる気が出るかなと思った。信用されることは大切なんだと思った。」

  • 「この授業は、他の授業では絶対に教わることができないような新しい内容をやることができて、とても良い授業だった。これらは学んだらすぐに習得できることではなく、最初の「信頼を高める」ということに至っては、たくさんの時間もかかるし、労力等も必要になってきます。価値を見極めることも、両面思考を身につけることも、すべて経験しないとわからないことなので、これから意識して様々な場面でこれらをできたらいいなと思いました。」

東海大学付属高輪台高等学校で実施時の様子
生徒の声
  • 「この授業を受けて必要なことは自分自身の信用・価値・考え方が大切だと思った。人間性によって人生が変わるって考えてみると自分自身をもっと成長したいです。」

  • 「将来に向けて物を買うときに、そのものが自分にとって必要であり、自分に適しているかを多面的にみることが大事だと分かった。」

  • 「何でもその場ですぐに決めるのではなく、きちんと物事を深く考えて自分が得をするのか損をするのかを考えることが必要だと思う。」

品川女子学院高等部で実施時の様子
先生の声
  • 「不安もありましたが、生徒の将来に役立つ授業ができてホッといたしました。子ども達にとって素晴らしい教材を揃えていただき、誠にありがとうございました。」

  • 「授業が終わってもまだワークをやっている生徒がいました。楽しかったのでしょう。他の教員も授業を見学しに来ていたので、これからもこうした生活に密着した内容を入れていければと思います。」

生徒の声
  • 「自分が大人になるまでに価値を見極められるようになったほうが得をすると思いました。」

  • 「CMで勧めているリボ払いというものが、こんなに恐ろしいものだとは夢にも思いませんでした。自分のお金に自分の生活スタイルが表れるようなので、この授業をきっかけに見直してみようと思いました。」

  • 「自分の価値を見極める力が予想以上に低くて驚きました。危機感を感じたので、これから見極められるようになりたいです。」

明星学園高等学校で実施時の様子
先生の声
  • 「不安もありましたが、生徒の将来に役立つ授業ができてホッといたしました。子ども達にとって素晴らしい教材を揃えていただき、誠にありがとうございました。」

  • 「授業が終わってもまだワークをやっている生徒がいました。楽しかったのでしょう。他の教員も授業を見学しに来ていたので、これからもこうした生活に密着した内容を入れていければと思います。」

生徒の声
  • 「価値を見極める力をもっと上げて使っていきたいし、無駄なくお金を使えるようになりたいと思った。すごく面白い授業だった。」

  • 「今までは消費脳で、お金のことを考えることに対して後ろめたさを感じていましたが、まじめに考える必要があると感じました。」

  • 「今あるものの価値を高めるということがビジネスにとって大切だとわかりました。株についても少しわかりました。
    これからの人生に役立てていきたいと思います。」

東京都北区教育委員会事業「みらいきた」で実施時の様子
先生の声
  • 「ティーチャーズガイドが非常によく仕組み化されていて、初めての先生でも取り組みやすいものになっていると感じました。生徒たちも、みな一生懸命取り組んでいる様子でした。」

  • 「中学1〜3年生を対象に開催し、中学生にも理解できる金融教育の内容でした。」

生徒の声
  • 「お金の細かい事や深さが知れてとても楽しく、勉強になった。大人になっても今日のことを頭に残して、意識して生きていきたい。」

  • 「日本でもお金についての教育がもっと必要だと思った。」

  • 「信用を高めることは大事なんだなととても思いました。」

  • 「こうゆうのは、あまり学ばないので、とてもためになったと思います。」

  • 「今回の授業で、お金についての興味がわきました。よく人はお金で変わるということを聞いてしまうので、おいしい話にはあまりまどわされないようにしたいと思います。」

  • 「映像の内容が今っぽくて、面白かったです。ワークが自分で考える時間が多くてよかったと思います。」

採用実績

  • 教育委員会
  • 東京都北区教育委員会
  • 中学校
  • 青森県五所川原市立五所川原第三中学校
    江東区立砂町中学校
    東京女子学院中学校
    東海大学付属高輪台高校中等部
    海陽中等教育学校
    浪速高等学校 中学校
    湯梨浜学園中学校高等学校
  • 高等学校
  • 北海道小樽水産高等学校
    北海道有朋高等学校
    北見藤女子高等学校
    北海道苫小牧南高等学校
    札幌北斗高等学校
    秋田県立湯沢翔北高校
    山形県立村山産業高等学校
    米沢中央高等学校
    栃木県立那須清峰高等学校
    埼玉県立滑川総合高校
    埼玉県立鴻巣女子高等学校
    品川女子学院高等部
    東海大学付属高輪台高等学校
    東京都立三宅高等学校
    東京都立芝商業高等学校
    東京都立千早高等学校
    東京都立西高等学校
    明星学園高等学校
    金沢高等学校
    松商学園高等学校
    益田清風高等学校
    静岡県立科学技術高等学校
    静岡女子高等学校
    名古屋大谷高等学校
    愛知県立国府高等学校
    長浜北高校
    京都府立京都すばる高等学校
  • 福知山成美高等学校
    京都共栄学園中学高等学校
    京都府立網野高等学校
    立命館宇治高校
    平安女学院中学校・高等学校
    大阪市立中央高校
    大阪市立西高等学校
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    大阪府立交野高等学校
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    兵庫県立小野高等学校
    関西中央高等学校
    鳥取県立鳥取商業高等学校
    島根県立矢上高等学校
    岡山県立高梁高等学校
    萩商工高等学校
    徳島県立鳴門渦潮高等学校
    徳島県立富岡東高等学校
    香川県立三木高等学校
    福岡県立小倉商業高校
    佐賀県立有田工業高校
    熊本県立南稜高等学校
    鹿児島女子高等学校
    鹿児島県立串良商業高等学校
    沖縄県立那覇国際高校

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「世界標準」のお金の教養講座

[角川フォレスタ]
ファイナンシャルアカデミー代表 泉正人 著

文部科学省指定スーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定56校に選ばれている、品川女子学院高等部で採用された特別授業を書籍化。
「お金のことを考えることは人生(自分のキャリア)に向き合うこと」をコンセプトに、「信用」「価値と価格」「両面思考」という3の軸で将来に渡り通用するお金との付き合い方を伝える1冊。
本プログラムに対する理解を効率よく深めていただくことができます。

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